あなたの子どもも今日からプログラマ!子どもでも出来るプログラミング言語5選
“プログラミング”と聞くと難しいイメージを持つかもしれませんが、本格的な用途に使うわけでなければ“ビジュアルプログラミング言語”と呼ばれる教育用の言語であれば子どもでもすぐに理解して楽しむことができます。
ビジュアルプログラミング言語は画面上でブロックを組み合わせる事で誰でもプログラムを簡単に作ることが出来るといった特徴があります。
教育用と言ってもロボットに命令を出すためにカスタマイズされているものなど、決して馬鹿にはできません。
いくつか種類はありますが、どれも楽しくプログラム入門できるようなものとなっているので、一度子どもと一緒に遊んでみてはいかがでしょうか?
Scratch(スクラッチ)
Scratchは世界的に一番有名と言っていいほどの定番言語です。
もともとマサチューセッツ工科大学のMITメディアラボが開発したものですが、日本語にも対応しているため国内の小学生向けプログラミング教室でも多く使われています。
操作方法はいたってシンプルで、ブロックを組み合わせて、動物などのキャラクターを動かしていくだけです。
カラフルな色使いも特徴ですので、子どもでも遊ぶ感覚で使えるでしょう。
VISCUIT(ビスケット)
VISCUITは2003年にNTTの研究で開発されたビジュアルプログラミング言語です。開発者は原田康徳氏です。
Scratchと同じく、子ども向けのプログラミングスクールでも使われることが多くなっています。
ブロックを組み合わせるのではなく、自分で描いた絵を動かしながらプログラミングを学んでいく流れをとっていて、自分の作品は公開して他の人に見せることも可能です。
MOONBlock(ムーンブロック)
MOONBlockは国産のビジュアルプログラミング言語です。書籍教養としてのプログラミング言語でもプログラミング体験の章で紹介されています。
Scratchと似ている部分もありますが、指示については文字で表現されることが多くなっています。
また、ブロックで作成したものはJavaScriptのコードで表示させることも可能です。
プログラミン
プログラミンは文部科学省が開発したビジュアルプログラミング言語です。
予め用意されている絵を組み合わせることでプログラムを組みあげていくことになります。また、自分で描いた絵を使って動かすことも可能です。
マウスを動かすと手のアイコンで表示されるので、小さな子どもでも視覚的に理解できると思います。